初めての結婚相談所

システム

「情報」提供がサービスの主であり、コンピューターによる自動マッチングで、自ら相手を選べないことが多い。毎月自動的に情報が送られる。

特徴

欧州（ドイツ）から来た婚活システムだけに、開かれた社交的な民族の国民性に根ざしていて、もとより日本的な、古くからのお見合いのシステムとはおのずから意を異にしている。出会いの日時・場所などの設定や、おおむね間に立っての「橋渡し」や、交際中のアドバイスなどはない。社交性の高い民族の習性から当然必要としないためであり、おおかたの日本人には不向きと思われるシステム。

システム

インターネットで24 時間いつでも検索ができ、自分で条件を変えて希望の相手にお見合いを申し込める。また、会員本人のプロフィールを閲覧してお見合いの申込みがある。

特徴

「お見合いの写真」「お見合いの服装」「お見合いの挨拶、会話」「返事が来たか、来ないか」また、交際中の「取り次ぎ方」「断り方」「後悔しない結婚」「交際の決め手」など、仲人のアドバイスは枚挙にいとまがありません。男女の微妙な言葉のやり取りが「本人どうし」ではスムーズにいかないことを、仲人カウンセラーが間に立たせてもらい、「橋渡し」も「お断り」もやって差し上げる。活動中のカウンセリングは、来社いただければ月に何度でも無料で対応。

「データマッチング型」は、出会った後は、成婚まで何もかも自分で進めなければならず、従って「成婚料」の支払いがなく、「仲人型」は、成婚に向かう手厚いサポートによって、成婚した場合は成功報酬としての「成婚料」の支払いがある、といったそれぞれの特徴があります。

1979 年の創業以来、KMA は仲人型の結婚相談所として、成婚を見据えたサービス（成婚第一主義）のもと、社会・経済情勢の変化や時代の移り変わりに伴うお客様のさまざまな要望に応えながら経営を続けきました。近年、婚活業界は、ゼクシィ（リクルートマーケティングパートナー）などの他異業種大手資本の新規参入、地方自治体の参画、ネット系婚活事業者の新規参入など、婚活サービスの担い手が増えてきていて、特にネット系婚活は未婚者の3 割を超える人に普及し始めています。

また、中小の結婚相談所ではまねのできない、テレビＣＦ（commercial film） 解禁による楽天やイオングループなどの大手結婚相談所（データマッチング型）のテレビスポットなども既に始まっています。こうした資金力のある大手結婚相談所（データマッチング型）は、マス媒体（テレビ・新聞・雑誌など）、SP（sales promotion）媒体（交通広告）、インターネット媒体（リスティング広告）などの、さまざまな媒体に広告宣伝をしてお客様を獲得しています。

しかし、知名度・安心感の高さから大手結婚相談所（データマッチング型）に入会はしたけれど、期待した「成婚を見据えたサービス」を受けられず、契約切れ（通常一年契約）を機会に仲人型結婚相談所（KMA）へ相談に来店するお客様が、近年増加してきています。

結婚相談所の料金体系は、成婚料の支払いのない大手結婚相談所（データマッチング型）と、成功報酬としての成婚料を支払う中小の結婚相談所（仲人型）の二つに分かれます。入会時の費用と月会費は同様な金額でも、中小の結婚相談所（仲人型）は成婚料の分だけ割高なイメージをお客様に与えていて、根本的なサービスの質・システムの違いを認知していただけていないようです。
そのため、コミュニケーション能力に自信があり、積極的に交際が可能なお客様向けのシステムが特徴の大手結婚相談所（データマッチング型）に、そうでないお客様が入会されても、期待したサービス・成果を受けられず、契約切れを機会に仲人型結婚相談所（KMA)に乗り換えて入会されるというケースが大変多くなってきています。